ストーリー
お正月の準備のため、買い物に出掛けた主人公とリチャードは、その帰り道、よく晴れた寒空に冬の大三角形を見つけた。
主人公が星についていろいろ説明をし始めると、感激するリチャードはどうしてそんなに詳しいのかと尋ねる。
昔、星に詳しい男の子に教えてもらったんだと話しながら帰宅すると、主人公宛てに1通の手紙が――。
差出人は、先ほどまで話題に出ていた『小日山優斗』だった。
引っ越す前に優斗に避けられてしまったため、手紙の返事を書くのを躊躇していた主人公だが、リチャードに後押しされ、思いきって連絡をとることに――……。
中学1年生の頃、休み時間に1人で天体写真の本を見ていた優斗に主人公が声をかける。
優斗が話す星の話に、真剣に耳を傾けた主人公。
それをきっかけに優斗と星の話をしたり、天体観測をするようになる。
寒さが厳しくなった冬の初め――
学校から帰宅すると玄関先にリチャードが立っていた。
何をしているのか尋ねると天気予報で雪が降ると知り、雪が降ってくるのを待っているという。
主人公はリチャードの誘いで一緒に雪待ちをすることに。
空を見上げながらおしゃべりをしていると、話題は生まれ故郷の北海道のことになる。
北海道で幼なじみの『桧森蛍』と過ごした日々……。雪待ちをしながらそんな話をしていると郵便屋さんから手紙を受け取る。差出人は今まさに話をしていた幼なじみの桧森蛍からだった。
久しぶりの幼なじみからの連絡に嬉しくなる主人公に、リチャードは『手紙に入っていた写真の場所へ行きたい、主人公の幼なじみに会いたい』と懇願する。
リチャードの後押しに主人公は久々に蛍と連絡を取り――……。
北海道は主人公が小学3年生まで住んでいた故郷。
生まれ故郷の北海道でずっと一緒に過ごしてきたのが1つ年上の幼なじみの蛍。
蛍の家がご近所だったこともあり、家族ぐるみの付き合い。