NEWS & MEDIA

未公開イベント 榛名宗太郎 -信頼シナリオ-

 


『ドキドキ♥合コンタイム?!』


 

――Liar-SがMCを務めるラジオ『Liar-S Radio ~foolish party~』収録日。

 

【榛名宗太郎】
「みなさーん!こーんばーんはー♪Liar-S Radio ~foolish party~」

 

【榛名宗太郎】
「今日も元気にLiar-Sのメンバーで楽しい時間をお届けしちゃうわよ~!」

 

【榛名宗太郎】
「早速だけど、みんなは以前の『はるなのハートを狙い撃ち♥』のコーナーを覚えてる?」

 

【結崎芹】
「忘れるわけないって!ゲームで最下位だった朔良の罰ゲームを今日の収録でやるんだよな」

 

【珠洲乃千哉】
「前回のお題は『彼女とデートに出掛けるならどこ?』だったよな」

 

【結崎芹】
「どこかの誰かさんは『面倒だし、家でいい』なんて言ってたよな~?」

 

【檜山朔良】
「誰だ、その面倒くさがりは」

 

【結崎芹】
「お前だよ!檜山大先生ですぅ~!」

 

【珠洲乃千哉】
「で、最下位が朔良になったわけで……」

 

【榛名宗太郎】
「お楽しみの罰ゲームターイム!……と、行きたいところだけど……」

 

【榛名宗太郎】
「その前に、今までこのコーナーでやってきた罰ゲームを振り返ってみましょう!」

 

【珠洲乃千哉】
「芹が罰ゲームになった時は、1日中、マネージャーの加賀さんの前で女言葉を喋る、っていうのがあったな」

 

【結崎芹】
「あの時、俺はめちゃくちゃ頑張ったぞ……。加賀さんのあんな冷たい目はもう見たくない……」

 

【榛名宗太郎】
「うふふ、マナちゃんも思い出してるみたいよ?ブースの向こうですっごい渋い顔してるもの」

 

【結崎芹】
「うう、加賀さんすみません~!」

 

【榛名宗太郎】
「あとはさくらちゃんの罰ゲームで、下着を買いに行って店員さんとお話してくるっていうのもあったわねぇ」

 

【檜山朔良】
「紐のパンツありますか、って?」

 

【珠洲乃千哉】
「今ここで言わなくていいよ!!宗太郎、早く先に進めよう」

 

【榛名宗太郎】
「あらあら、ちーちゃんストップがかかっちゃったので振り返りはここまでね」

 

【榛名宗太郎】
「それじゃあ早速いってみましょう!今日の罰ゲームは――」

 

【榛名宗太郎】
「じゃん!リスナーから寄せられたお便りから決めました!」

 

【結崎芹】
「なになに?」

 

【榛名宗太郎】
「『今夜はさくら子ちゃんとして合コンに参加』よ~!」

 

【檜山朔良】
「ん?」

 

【珠洲乃千哉】
「どういうこと?」

 

【榛名宗太郎】
「つまりね、この4人で今から合コンごっこをするの!」

 

【榛名宗太郎】
「男子メンバーは、せっちゃんとちーちゃんで……」

 

【榛名宗太郎】
「女子メンバーは乙女の私と、さくらちゃん――じゃなく、さくら子ちゃんが担当よ♥」

 

【結崎芹】
「なるほど、そういうことか。合コンなら任せとけ!ハルをお持ち帰りできるように頑張るよ♥」

 

【榛名宗太郎】
「ふふ、期待してるわ♥それじゃ、さっそく罰ゲームスタート~!」

 

***

 

【はるちゃん】
「はじめまして~、はるちゃんです♥」

 

【さくら子】
「はじめまして、さくら子ですわよ」

 

【結崎芹】
「ぶはっ!お前、真顔でそれはダメだって……!」

 

【はるちゃん】
「もうっ、せっちゃん笑っちゃダメ!!ここは男女の出会いの場なんだから、真剣に取り組むのよ」

 

【結崎芹】
「お、おお……厳しいな、ハル……」

 

【さくら子】
「真面目にやるのよ」

 

【はるちゃん】
「さくら子ちゃんはノリノリね!偉いわ~♥」

 

【はるちゃん】
「というわけで、男子サイドも自己紹介よろしくね♪まずはそちらの彼から」

 

【珠洲乃千哉】
「僕から……?えっと、僕はLiar-Sの――」

 

【はるちゃん】
「ストーーーップ!!」

 

【珠洲乃千哉】
「今後は何!?」

 

【はるちゃん】
「言ったでしょ?今、この場で私達はただの乙女と男なの。Liar-Sの肩書は一旦ナシでいきましょ!」

 

【珠洲乃千哉】
「えぇ……じゃあどうすれば……」

 

【せりくん】
「はいは~い!芹です!『せりくん』って呼んでください♥趣味はドライブ!今日はよろしくお願いしまーす!」

 

【珠洲乃千哉】
「って、ノリノリすぎるだろ……!」

 

【はるちゃん】
「ふふふ、合コン盛り上がってきたわね~!」

 

【はるちゃん】
「……あら?ちょっと待って、面白いお便りが来てるみたいよ?」

 

【はるちゃん】
「ふむふむ……なるほど……。これ、いいじゃない!」

 

【せりくん】
「なんだ?どういう内容だったんだ?」

 

【はるちゃん】
「あのね、最近の合コンでは『ラブリーダイス』っていうのが流行ってるらしいわ」

 

【ちやくん】
「ラブリーダイス?」

 

【さくら子】
「それはなんなのかしら」

 

【はるちゃん】
「簡単にルールを説明するわね。まず、サイコロにこの場にいるメンバーの名前を書きます」

 

【はるちゃん】
「今回は4人だから、残り2面は『???』にしましょ」

 

【せりくん】
「それじゃ、ちょうどここに都合よく用意されてたサイコロに名前を書いていきまーす!」

 

【さくら子】
「用意周到ですわね」

 

【はるちゃん】
「そのサイコロを振って、『誰が』『誰を』っていうのを決めたら次は『どんな風に』『何をする』っていうのを決めるみたいね」

 

【はるちゃん】
「これもまたサイコロを作るわよ!せりくん、よろしく!」

 

【せりくん】
「任せて~はるちゃん♥」

 

【ちやくん】
「芹、変なこと書き込むなよ?」

 

【せりくん】
「もう!ここでは『せりくん』って呼んでちょうだい?」

 

【ちやくん】
「いや、なんてお前も女口調になってるんだよ」

 

【せりくん】
「ああ、ごめん。はるちゃんとさくら子ちゃんにつられて、つい」

 

【さくら子】
「せりくんはどんなの書いてるのかしら」

 

【せりくん】
「ふふ~ん♪ お姫様抱っこする、とか入れよう!」

 

【さくら子】
「まあ~。せりくんったら積極的ね」

 

【せりくん】
「『どんな風に』には、乱暴に、とか入れてみる?」

 

【はるちゃん】
「や~ん、どんな感じになるかドキドキするわね!」

 

【ちやくん】
(このゲーム、大丈夫か……?)

 

***

 

【せりくん】
「はるちゃん、ゲームの準備出来たよ~!」

 

【はるちゃん】
「お手伝いありがと♥じゃあ、さっそくやってみましょう!」

 

【はるちゃん】
「ダイスを振るのは、私、さくら子ちゃん、せりくん、ちやくんの順番にしましょう♪」

 

【はるちゃん】
「そーれっ!

 

【はるちゃん】
「1個目のダイスは『せりくんが』ね」

 

【さくら子】
「それじゃあ次のダイスを振りますわよ」

 

【さくら子】
「2個目が……『はるちゃんを』ですわ」

 

【はるちゃん】
「や~ん♥芹くんになにをされちゃうのかしら!?」

 

【せりくん】
「もちろん……分かってるだろ?」

 

【はるちゃん】
「きゃ~っ♥」

 

【せりくん】
「それじゃ、次は俺……っと」

 

【ちやくん】
「『強く』……?じゃあ、次は僕が……」

 

【さくら子】
「『抱き締める』ね。さっそくお試しになってくださいませ」

 

【せりくん】
「っし!それじゃあ……行くぞ~!」

 

【はるちゃん】
「きゃっ……」

 

【せりくん】
「本当は、抱き締めるなら優しくしたいんだけどな」

 

【はるちゃん】
「いやぁんっ♥せりくんってば大胆~!」

 

【せりくん】
「はるちゃんがカワイイからだよ」

 

【はるちゃん】
「きゃあ~~~っっ♥♥♥」

 

【ちやくん】
「……これ、2回目はどのタイミングでやるの?」

 

【はるちゃん】
「あ、そうね。時間も限られてるし、次に行きましょうか」

 

【せりくん】
「えっ、もう!?ちや~空気読んでくれよ~。俺はもっとはるちゃんのぬくもりを楽しみたいのにぃ」

 

【はるちゃん】
「はい、せりくんの番はおしまいで~す。それじゃ、今度は逆の順番で振りましょ?」

 

【ちやくん】
「じゃあ、僕から……」

 

***

 

【ちやくん】
「……『さくら子ちゃんが』」

 

【せりくん】
「『ちやくんを』」

 

【ちやくん】
「はあ……なんで僕……。朔良に何されるんだ……?」

 

【さくら子】
「私は朔良じゃないわ、さくら子ちゃんよ」

 

【千哉】
「ああ、そう……」

 

【さくら子】
「さくら子のダイスは『優しく』って出ましたわよ」

 

【せりくん】
「優しく、なら乱暴に~とかよりはマシだな」

 

【はるちゃん】
「うふふ~、じゃあ私がキメるわよ~」

 

【はるちゃん】
「は~い!最後のダイスは『頭を撫でる』よ♪」

 

【ちやくん】
「まあ、それならこの中で一番マシかも」

 

【さくら子】
「さっさとやるわよ。こっちに来てちょうだい」

 

【ちやくん】
「わ、分かったよ」

 

【さくら子】
「よーしよし、いい子いい子~」

 

【ちやくん】
「って、犬じゃないんだから!」

 

【せり子】
「や~ん♥芹子もいい子いい子されたぁ~い」

 

【ちやくん】
「ちょっ!?なんで芹まで女子になるんだよ!」

 

【はるちゃん】
「うふふ、ゲームはまだまだ終わらないわよ!もうちょっと撫でたら次にいきましょうね♪」

 

***

 

――罰ゲームを終えて……。

 

【榛名宗太郎】
「あ~、楽しかったわね~!」

 

【結崎芹】
「3回目がなかなか痛かったな~。千哉に強くほっぺをつねられる、なんて……」

 

【珠洲乃千哉】
「抱き着く、とかよりはマシだよ」

 

【さくら子】
「さくら子は4回目が楽しかったわよ。芹くんを乱暴にくすぐる、っていうのが」

 

【榛名宗太郎】
「あれは見てても楽しかったわよね♪」

 

【珠洲乃千哉】
「よく考えたら、芹がされてばっかりだったな」

 

【結崎芹】
「これじゃあ俺の罰ゲームじゃないか!?」

 

【榛名宗太郎】
「こういうこともある、ってことで♪」

 

【さくら子】
「楽しかったからまたやりたいですわね」

 

【珠洲乃千哉】
「合コンは終わったんだから、もう普通の口調でいいだろ」

 

【珠洲乃千哉】
「それにもうやりたくない……。標的にされたくないし……」

 

【榛名宗太郎】
「……って、あら?もうこんな時間だったのね!もっと遊んでいたかったけど、お開きの時間みたい」

 

【榛名宗太郎】
「ねぇみんな、今日の感想はどうだったかしら?」

 

【結崎芹】
「さくら子ちゃんがあんまり罰ゲームになってなかった!嫌がってもなかったし、ノリノリだったし!」

 

【さくら子】
「やるからにはきっちりやるのよ」

 

【珠洲乃千哉】
「その真顔だけは最初っから変わらなかったな……。ひたすらゲームのせいで神経使ったのに」

 

【榛名宗太郎】
「総括すると、みんな楽しかったってことね」

 

【結崎芹】
「ちょっ、ハル~強引なまとめ方だな!?」

 

【榛名宗太郎】
「だってもう時間がないんだもの。それに、間違ってはないでしょ?」

 

【結崎芹】
「まあ、確かに楽しかったけどさ~」

 

【珠洲乃千哉】
「疲れたし、嫌だったけど……まあ、盛りあがったから良かったのかな……とは思う」

 

【さくら子】
「さくら子は楽しかったわよ」

 

【芹・千哉】
「だろうな」

 

【榛名宗太郎】
「ふふふ!それじゃあ、みんなの気持ちが揃ったところで……名残惜しいけど今日はここまで!」

 

【榛名宗太郎】
「『はるなのハートを狙い撃ち♥』コーナーでした!次回も楽しみにしててね~♪」

 

 

END