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ニューシングル発売記念インタビューVol.3

本日、9月1日はLiar-S結成記念日です。
メンバーに祝いの言葉を掛けてくださった皆さん、誠にありがとうございました。
3周年を迎えたLiar-Sの今後にご期待下さい。


さて、ニューシングル発売を記念してお届けしているFC用特別インタビュー。
本日は檜山朔良(Vo&Gt.)のインタビューを掲載。

それでは、どうぞ。


▼ニューシングル発売記念インタビュー Vol.3 檜山朔良


●というわけで、朔良にもインタビューを行います。
「加賀がインタビューすんの?」

●たった今説明したところでしょうに……。今回はFCブログに掲載するためのインタビューなので、私が直接メンバーにインタビューをするんです。わかりましたか?
「いや、わかったけど。加賀がインタビュアーってなんかウケんな」

●それが年上に対する態度ですか。以前から思っていましたが、朔良は身内に対する礼儀がなっていません。良いですか、親しき仲にも礼儀ありという言葉が古くからあるように……
「あーわかった、わかったっての。で、インタビューって何話すんだよ」

●くっ……私とした事が、話を脱線させてしまうとは……失礼しました。朔良には、夏フェスの感想等をうかがおうかと思います。
「よし来い、ばっち来い」

●やる気があってよろしい。それでは……今年の夏は各地で行われるロックフェスに出演するために全国を飛び回っていたLiar-Sですが、朔良の印象に残っているフェスはありますか?
「…………」

●朔良?
「…………」

●朔良! 起きなさい!
「寝てねえ」

●起きているなら早く答えなさい。
「答えるために、いろいろ思い返してたんだよ。どのフェスも楽しかったなーって」

●どれも満足な出来だった、という事ですか?
「おう。そういう事」

●そうですか。確かに、メンバーのコンディションは常に良好でしたからね。
「な。けど、それだけじゃなくて……どの会場でも、俺達を迎えてくれる観客のテンションが前と変わったっていうのが、一番デカいと思う」

●と言うと?
「うーん……加賀にも愚痴った事あるけど、去年までは『グッバイ サブウェイ』以外の曲をいくら披露したところで、大した感触が得られなかったんだよな。デビューしてから、立て続けにいろんな会場で歌わせてもらったけど、『グッバイ サブウェイ』以外は興味ねー、みたいな空気はどこに行っても漂っててさ。まあ、あの曲が俺達の持ち歌の中で一番盛り上がる曲な事には今も変わりねーんだけど、去年まではその風潮がとりわけ顕著だったっつーか……って、これ言ったらダメなやつ?」

●……まあ、良いでしょう。話してみなさい。
「ありがと。とにかくそんな感じで、今までのライブは、『グッバイ サブウェイ』以外の曲に気持ちを乗せきれないとこがあったんだよな。それは俺だけじゃなくて、メンバーも感じてた事だと思う。でも、去年の……『ROCK IN THE EARTH FESTIVAL』かな。あれで『RISE’n SHINE』を初めて発表した時から、聴き手の傾向が少しずつ変わっていった気がする。ホントに少しずつだけど、今まで『グッバイ サブウェイ』だけをもてはやしてたやつらが、『RISE’n SHINE』や過去の曲にも興味を示してくれるようになった。ライブでも、俺達が披露する曲どれもにノッてくれるようになった気がして……とか言って、全部俺の気のせいかもしれねーけど」

●いえ、そんな事はないと思いますよ。観客のテンションは確実に変化していると思います。もちろん、良い方向に。
「そう。……よかった」

●嬉しそうですね。
「そりゃな。めちゃくちゃ嬉しいよ。俺達は、聴いてくれるやつらがいないと成り立たねー存在だからさ。ライブで披露する曲全部で、その場にいる観客と腹の底から気持ちをぶつけ合えるのは、ミュージシャン冥利に尽きるっつーか……最高に気持ち良い。今年の夏フェスも、どの会場に行っても演奏しやすい空気をあらかじめ観客が作ってくれてて、すげーありがたかった。ステージの真ん中に立ちながら、あー俺はここで歌っていいんだ、って毎回しみじみ感じてたんだ。……で、印象に残ってるフェスの話だけど」

●いきなり話題が戻りましたね?
「今思いついたから。やっぱり今年の『ROCK IN THE EARTH FESTIVAL』が一番アツかったかなって思う。『RISE’n SHINE』を発表した思い出のステージで……今年は新曲の『STELLA』も初披露出来た場所だから。また来年も、あの場所に新しい曲……千哉の言葉を借りるなら、新しい仲間を連れていけたらいいなって思う」

●本当に良い顔をするようになりましたね、朔良は。
「は? 何だよ、突然」

●いえ。こうして対面して話してみて、改めてそう思ったので。
「ふーん? まあ、そりゃ悪い顔はしねーだろ。毎日楽しくて仕方ねぇんだからさ」

●そうですか。それなら良かったです。それでは最後に、クルーへのメッセージをお願いします。
「今年の夏楽しんでくれたみんな、ありがとな。来れなかったやつらも、これからたくさん演奏する機会作ってもらうからしょげんなよ」


以上、檜山のインタビューでした。
次回の更新もどうぞお楽しみに。それでは。

マネージャー・加賀