曲作りについて
こんばんは、珠洲乃です。
ブログでは「初めまして」になりますね。
昨夜、芹にブログを書くよう指示されたので、
今日は僕がブログを担当させていただきます。
(ブログを担当する事は構わないけど、
いきなりツイッターで指示するのはどうかと思う。
次から気をつけろよ、芹)
ブログでは常識の範囲内の発言であるなら好きな事を書いていい、と
マネージャーである加賀さんに言われました。
なので、僕の好きなように書いていきたいと思うんですが……
好きなように書くっていうのは、一番難しいですね。
何を書いたらいいのかキーボードを打ちながら考えているんですが、
なかなかうまくまとまりません。制限のないものは苦手です。
でも、音楽に関しては別です。
音楽について自由に考える時間は、楽しくて仕方ありません。
浮かんできたフレーズを譜面に起こして、
メンバーと一緒に様々なアレンジを加えて、ひとつの曲を作り上げていく。
イメージを自分の好きなように形にしていく作業が、僕は大好きです。
でも、いつも完全に自分の好きなように
曲を作れるかといったら、そうでもなくて。
曲作りでメンバーと言い争いになる事は多々あります。
(「メンバーと」と言うより、「朔良と」って言う方が正しいですが……)
アレンジを変えろ、といった簡単な要望ならまだ良いんですが、
曲の根本から見直さなければならないほどの大きな問題を
ぶつけてくる事もあって。その度に朔良と大喧嘩をしてきました。
1ヶ月近く口をきかなくなった事もありましたし。
でも、そういった言い争いを重ねて出来た曲は、
どれもLiar-Sらしいものになりました。
僕だけの独りよがりなイメージで生み出した曲が、
メンバーの手によって「Liar-S」のものに仕上がっていく。
それは、僕1人の力じゃ出来ない事です。
ずっと1人でピアノやギターを弾いているだけじゃ
絶対に出来なかった事を、今、当たり前のようにやらせてもらっている。
「Liar-Sの曲」が出来上がる度に、バンド活動をやって良かったと思えます。
……ここでバンドに誘ってくれた芹に
感謝の言葉のひとつでも言うべきなんでしょうが、
芹が調子に乗る顔が目に見えているので止めておきます。
今、僕はまた新しい「Liar-Sの曲」を作りだそうと、
イメージを探っているところです。
やりたい事はあります。でも、ぼんやりしていて掴みきれない。
楽しいけれど、もどかしくて歯痒い時間です。
この時間からいつ抜け出せるのかわからなくて、不安になる事もあります。
でも僕は、曲が完成した時の達成感と、
ライブでそれを披露する時の爽快な解放感を、もう知ってしまっているから。
その最高の瞬間のために、また今夜も
終わりの見えない曲作りという名の旅に出ます。
なんだかんだで長くなってしまいました。
少し書きすぎたかも……読みづらかったらすみません。
そういえば今日、事務所で新しい企画が発表されたようです。
[rêve parfait]とapple-polisherの新曲の発売を盛り上げる企画です。
僕達Liar-Sも、両バンドを応援するサポートメンバーとして参加します。
新しい曲を引っ提げて、オーディエンスとの最高の瞬間を得るために
奮闘する彼らを、同じ事務所に所属するアーティストとして
僕も応援していきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは。
珠洲乃 千哉