青春はじめました!公式ブログ

千早について喋りました!

さて、青春部のみなさん。
本日は僕から、重要な質問があります。

どうしたの~、理人くん。
いきなり敬語なんて、仰々しいねぇ?

質問~?

7月も半ばを過ぎて、もうすぐ夏休みを迎えようとしているね。
何か重要な事を忘れていない?

重要な事? あっ、もちろん覚えてるよ! 熱海君の誕生日だよね! 
青春部のみんなでお祝いするから、任せて~!

そう、それはありがとう。
でもそれよりも前に、重要なイベントがあったはずだよ?

理人くんのお誕生日会よりも重要な事……??
おまんじゅう特売セールはまだ先だよぉ~?

週刊少年スタスカのコミックスの発売日も、まだだよ~?

正解は……期末テストの結果発表、だよ。

うぇっ!?

3人はどうだった? もちろん、赤点なんて……取ってないよね?

え、えぇと~……は、灰時くんはどうだった?

…………すぴ~……すぴ~……

えぇっ、空閑君!? 寝ちゃうなんてずるい! ずるい!!

どうしたの、みんな。そんなに素直に言えない成績だったのかな?
それじゃあまた、僕の熱海式特別授業の出番かな……?

う、うわぁぁ~~~~~ん!!!

理人くぅ~~ん、ごめんなさぁ~~い!!!


**********************************


こんにちは~! 『青春はじめました!』ブログ担当の高木です。


さてさて!

今週も引き続き、青春部のキャラクター1人ひとりにスポットをあてて

ディレクターである高木の観点からいろいろお話していきたいと思います。

お付き合いよろしくお願いします!


*********************************


【青春振り返りました! その③千早】


前回から、紹介するキャラの順番をあみだくじで決めているこのコーナー。

くじの結果、今週の担当キャラは……W主人公の1人、双葉千早です!


こっ……こんにちは、双葉千早です!
俺についての話って、面白いのかよく分からないけど……
どうぞよろしくお願いします。


比較的早い段階から主人公の出番が来ました(笑)。

それでは早速、千早についてお喋りしていきます!


▼honeybee作品史上初の男の子主人公!


姉ちゃんと一緒に、『青春はじめました!』のW主人公をやらせてもらってます。
俺は主人公っていうガラじゃないと思うんだけどな……。


千歳の紹介でも少し触れたように、

青はじでは、honeybee作品で初めての試みである

男女どちらかの主人公を選べるW主人公システムを導入しました。


そもそもどうしてこの様なシステムを導入したのかと言いますと、

「女の子を落とすゲームを作りたい」という中村Pの希望と、

「女の子が描きたい」というイラストを担当してくださったカズアキさんの

意向が合致した結果、実現したものでした。

高木もカズアキさんが描かれる女の子キャラクターが大好きなので、

この案には万々歳でした(笑)。


ですが男の子の主人公という初の試みは、なかなか塩梅が難しいところがありました。


男性プレイヤーが楽しむ通常の「ギャルゲー」と違い、

青はじは、あくまで女性向けレーベルから出される作品。

当然、プレイしてくださる方々の人数も女性の方が多くなります。


そういったわけで、千早視点の恋愛シナリオは、

女性プレイヤーの方でもシナリオにうまく入り込めるような、

馴染みやすいストーリーにする必要がありました。


そして、女性が馴染みやすいストーリーにするためには、

まず主人公が親しみやすいキャラクターでなければなりません。


千歳の紹介回で、

『千歳は少女漫画のヒロインのような、個性をガンガンに出した主人公』とお話しましたが、

千早はそれと対照的に、

『乙女ゲームの主人公のような、周囲の何にでも染まれる主人公』を目指しました。

方向性的には、前作「Starry☆Sky」の主人公と似ているかもしれません。



▼元気な姉のブレーキ役!


俺の姉ちゃんは、昔から無鉄砲な事ばかりするんだ。
おかげで、俺はいつも姉ちゃんから目が離せないんだよな……。


千早の設定の大半は、千歳とセットで生まれました。

『賑やかで天真爛漫な姉のブレーキ役』というキャラ設定から

察していただけると思いますが……(笑)。


元気な千歳と異なり、どちらかと言うと冷静な性格の千早。


何かと賑やかな千歳に振り回され続けて成長したせいか

妙に落ち着いて見えるときもありますが、

青春部の活動に全力で取り組むといった、年相応の子どもらしい一面も持っています。

千早は、そんな大人と子どもの中間地点にいる男の子として描かれていきました。


▼恋する弟は……?


恋……!?

そ、そういう質問は、空閑とか熱海にしたら良いんじゃないかな。
俺には、まだよく分からないから……。


先ほど、千早は『周囲の何にでも染まれる主人公』とお伝えしましたが、

千早の恋愛ルートでは、それが顕著に表れていると思います。


千早の恋の相手となるのは、有栖ことり吉野の3人。

それぞれのルートで、千早は女の子達に対し、多様なアプローチをして距離を縮めていきます。


有栖ルートでは、別の男性に片想いする有栖を

辛抱強い優しさを持って見守り続けます。


ことりルートでは、他の男子に迫られることりに

高校生らしいヤキモチを妬く事をきっかけに自分の想いに気づき、

恋に奥手な自分を奮い立たせながらも彼女に接していきます。


吉野ルートでは、隠れた夢を持つ彼女を一生懸命に応援しつづけ、

時には彼女を叱咤し、男らしく支え続けます。


女の子に対し、異なる優しさを見せる千早。

相手の色に染まれる千早の無色透明さは、

心優しい千早のれっきとした「個性」なんじゃないかな、と高木は思っています。


千早を演じてくださった寺島拓篤さんにも、その旨をお伝えして

それぞれのルートでの千早を演じ分けていただきました。


ちなみに高木が一番好きな千早の台詞は、吉野ルートでの

【ネタバレ反転】「俺が食わせてやるよ!!」でした。

夢を諦めようとする吉野を叱咤するために千早が言う台詞なんですが、

こんな事言える高校生ってすごいよなあ……と収録中うっかり涙が滲み出そうになりました。

いやー、高木も言われたいです(笑)。


*********************************


そして、青はじ質問箱のコーナーですが……

大変申し訳ございませんが、制作スケジュールの都合上、

今週もお休みさせていただきたいと思います。

落ち着き次第復活させていきたいと考えておりますので、

のんびりお待ちいただけたらと思います!


青春ブログ、次回の更新は7月30日(水)になります。

どうぞお楽しみに~!

<< 1 >>

上へ