青春はじめました!公式ブログ

平太について喋りました!

あれ? 千歳ちゃん、そのジャージどうしたの?

双葉さんのにしては、やけにブカブカだね~。

これ? 平太に借りたんだ。寒いよ~って言ってたら、貸してくれた!

そうだったんだ。西郷君は優しいね。

ね! ちょっとブカブカだけど、その分あったかいの!

ふ~ん……。 ……はい、双葉さん。

え? なになに? どうしてカーディガンくれたの?

僕のカーディガンも着ていいよ~。

え! でも、それじゃあ空閑君が寒いでしょ?

いいのいいの。着てて。

う、うん……?

……? もしかして、空閑君……?


**********************************


こんばんは~! 『青春はじめました!』ブログ担当の高木です。

遅い時間に失礼します!


本日、久しぶりに青はじのデータ倉庫をあさっていたら、

千歳が真冬でも健康的に足をさらけ出しているのを見て、

「高校生だからこそ成せる若さだなぁ……」と

おばあちゃんのような目線でしげしげと見てしまった高木です(笑)。


平太あたりに毎年「足をしまえ」「毛糸のぱんつを履け」等と

あれこれ厳しく言われていたら面白いですね!

けれど千歳の魅力はあの足だと思っている高木としては、

真冬でも元気にさらけ出していてもらいたいです(笑)。


さて、何を言っているのか段々わからなくなってきてしまったところで、

今週も青春ブログを始めていきます。

お付き合いどうぞよろしくお願いします!


**********************************



【青春振り返りました! その⑨平太】


毎度恒例の青春振り返り企画!

ディレクターである高木の観点から、青春部1人1人の物語について振り返っています。

今週の担当キャラは……みんな大好き青春部のオカン、西郷平太です!


特に言う事なんか何もねーけど、付き合えばいいんだろ? ったく、仕方ねーな。


前回お話した通り、幼馴染み組のシナリオは高木が担当しているため

平太ルートも高木が担当しております。

そのため、今までよりも主観的な振り返りの仕方になるかと思います。

ご了承くださいませ!


それでは、平太についてお喋りしていきます。

ネタバレ要素もふんわり出てきますので、ご注意ください!


▼見た目は不良、心はオカン!


オカンって言うんじゃねーよ。オレはれっきとした男だっての。
……いや、だからってオトンってのも微妙だけどよ。


中村Pから平太のシナリオを任された時、一番に悩んだのは

「平太の不良具合をどうするか」という問題でした。


見た目はどこからどう見てもガラの悪い平太。

けれど、あんまりギャンギャンと騒ぐタイプにしてしまうと、

太郎と性格が被ってしまいますし、何より青春部がうるさくなってしまう(笑)。


最終的には、「青春部のみんなを真正面から引っ張っていく王子」と対になるような存在として、

「目立ちはしないけれど、みんなを陰から支える硬派な男前」

というキャラクターを目指しました。


▼平太ルートは疑似家族ルート!


奏と勇魚? ああ、あいつらなら今日もうちに来たぜ。
あいつら、よくうちのコタツに入って課題していくんだよな。 自分ちでやれっての。


キャラクターの方向性が決まったのはいいものの、

高木は今まで「静かで硬派なキャラ」というキャラクターを担当した事がなく……。

そのため、平太をうまく動かしてあげられるのか不安でしたし、

シナリオが上がって収録に出向いている時も

「今からでもこの台本書き直した方がいいのかな……!?」という葛藤と常に戦っていました……。

今だから言える話ですね(苦笑)。


表情の変化がハッキリしているキャラクターは、心理描写も表現しやすいので、

ストーリーも王道な展開を取り入れやすいのですが、

いかんせん平太は自分の内面をなかなか外に出さないため、

彼の「魅力」をどうやったらうまく出してあげられるのか、ずいぶんと悩みました。


結果落ち着いたのは、やはり平太の「男らしく頼れる部分」を見せること。

そこで一役買ってくれたのが、奏と勇魚の2人でした。

平太ルートでは、平太・奏・勇魚という

疑似親子的な3人の関係を見せるシーンを多く取り入れる事で、

「平太を憧れの存在として慕っている2人に構ってあげる平太」という

平太の男前な一面がうまく出せるように努めました。


2人のおかげで、淡々と静かになってしまいがちな平太とのやりとりに

賑やかさを取り入れる事に成功した気がします。


▼平太との恋愛はゆっくりと温める展開


……恋、な。オレにはやっぱり、その話題は気恥かしいもんだな。


一番平太ルートで困ったのは、やはり平太との恋愛の進展をさせる方法についてでした。


平太はとにかく感情を表に出さないので、何を考えているのか掴みにくい上に、

千歳に対して常に兄のような態度で接するので、

「こ、この子は本当に千歳に恋心を持っているのか……?」

シナリオを監修しながら、ウンウン唸っていました。


平太ルートは、恋愛ドラマのようにとりわけ目立った展開はありません。

ゆっくりと平太と関係を縮め、恋心を実らせていくシナリオです。

そんな乙女ゲームとも少女漫画とも違う、

どちらかといえば恋愛小説に近い展開が果たしてゲームになる事で

本当に面白いものになるのかどうか、ずっと不安だったのですが……

最終的な判断は、みなさんのプレイした感想にお任せしますね!


なんだか難産だった思い出ばかり話してしまいましたが、

平太自身のことは高木も大好きです!

いつも青春部の暴走を止めてくれてありがとう……と心の内で思っています(笑)。


どうでもいいですが、高木が一番好きな平太のシーンは

王子ルートの【ネタバレ反転】圧力鍋欲しさに毎日ラジオ体操に行くところですね(笑)。


**********************************


青春ブログ、次回の更新は、12月10日(水)になります。

どうぞお楽しみに~!

<< 1 >>

上へ