
お邪魔しまーす!

か、カイリ、ここってナミ先生の執務室だよね!?
勝手に入っちゃっていいの?
っていうかここ普段鍵かかってるのに、どうして入れるの!??

質問が多いなぁココロは。俺に解除出来ない鍵なんてない!
そしてナミ先生はいま職員室にいるはずだから問題ないよ。

いろいろと怖いよ、カイリ~~!!

わあっ……!? 不思議な機械がたくさんあります。
これは蓄音機、というものでしょうか?

おっと、安易に触れるなよ。
ここはもともと研究者だったナミ先生の研究室も兼ねてるんだ。
ただの蓄音機にしか見えないその機械も、
予想外のカラクリを秘めてたりするんだよ。

そ、そうなんですか!? なんだかすごい部屋です……。

ナミ先生はここで寝泊まりをしてるんだよね。
って言ってもベッドは簡易ベッドだし、ちゃんと眠れてるのかなぁ?

ユユはこの部屋よりも 俺達の学生寮の方が
ずっと寝心地が良いって言ってたな。

あはは、確かにこのガラクタにしか見えない機械達に囲まれて寝るよりも、
わたし達の寮にいた方がずっと……

悪かったな、ガラクタにしか見えなくて。

うひゃあっ!? な、ナミ先生!?

勝手に人の部屋の鍵を解除して家探しとは、良い度胸してるな、お前ら。
そんなに課題がやりたくて仕方ないんだな?

えーっと、それは……

ご、ごめんなさ~~い!! 逃げよう、ほとりちゃん!

は、はいっ!?

ダメ教師の発明って、そんなすごいのか? どれどれ……

ゼン、それに触れるとあなたは冥府から存在を消されますよ。

そんなやべぇものなのかよ!?
こんにちは~!
『死神彼氏シリーズ』ディレクターの高木です。
都内は突然肌寒くなりましたが、皆さん体調管理は大丈夫でしょうか。
高木は先週がっつり風邪を引き苦しんでいました……。
何をするにも身体が資本なので、
皆さんは体調を崩されないよう十分に気を付けてくださいね!
それでは死神ブログ第58回、いってみましょう。
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♪ リバソン・コミカライズ最新話掲載!
来月発売のB's-LOG COMIC最新号にて、
リバソン・コミカライズの最新話が掲載されます!
今回はカイリ回の前編です。
共通ルートで初めて生楽実習の授業を受けるシーンを絡め、
カイリを中心にお話が進んでいきます。どうぞお楽しみに~!!
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【死神制作日記その54:死神について】
死神彼氏シリーズとは
本編である『Re:BIRTHDAY SONG~恋を唄う死神~』と、
番外編である『Un:BIRTHDAY SONG~愛を唄う死神~』の、
2つのタイトルのゲーム作品で展開される物語となっております。
(※ハードはどちらもPCです)
読み方はそれぞれ、『リバースデーソング』『アンバースデーソング』と読みます。
制作陣は本編をリバソン、番外編をアバソンと呼んでおります。
みなさんもその略称で呼んでいただけると嬉しいです!
▼死神の仕事内容についてのご紹介!
死神彼氏シリーズの制作話をお届けしていくこのコーナー。
今回はこの作品上での死神のお仕事内容についてご紹介していきたいと思います!
それではどうぞ~!
■死神の仕事
死神は、冥府内にある『死神局』という役所から依頼を受け、
現世まで赴き、魂を狩り取る仕事を行う。
原則、ターゲットに姿を見られてはならない。
死神は歌を唄う事で、ターゲットの身体から魂を引きずりだす。
その後、死神の鎌でターゲットの身体と魂を分断し、魂を送還する。
こなした仕事の数や質によって死神としてのランクが変化し、
ランクが上がると冥府内で周囲から受ける扱いも変わってくる。
ランクの高い死神は、街の行政に関与したりと、より仕事の幅が広がる。
また、死神といえど、しょせんはただの魂であるため、
自分の生前での未練が晴れると、いかに地位の高い死神であろうとその場で成仏してしまう。
現世に仕事で赴くと、自分の生前の人間に関与する機会が生まれるため、
成仏してしまう危険性が増す。
そのため、現世へ向かったまま冥府に帰ってこない死神が後を絶たたない。
そういった経緯から、死神は基本2人以上で行動する事が定められるようになった。
■死神の仕事に関する専門用語あれこれ
≫余命事前宣告制
原則、死神はターゲットに姿を見せてはならない。
その例外が、『余命事前宣告制』という制度である。
『余命宣告』とは、
死神がターゲットに接触し、寿命が迫っている事を告げること。
近年では、現世で強い未練を残したまま亡くなる魂が後を絶たず、冥府の人口が増加している傾向にある。
死後の世界のバランスが崩れる事を防ぐために出来た取り決めが、この『余命宣告制』である。
通常、『余命宣告』はターゲットの死亡予定日から1ヶ月前に行われる。
死神達は30日間、ターゲットが強い未練を残さないようにサポートする。
また、この『余命事前宣告制』は、エリート死神の集団である
特殊機関『O3BR』のみに下される特別な指令である。
≫死神局
死神局とは、死神に『魂狩り』の仕事を与える役所のこと。
冥府内に位置する。
死神局では、生きた人間たちの寿命が事細かに記されている
『アカシックレコード』と呼ばれるデータバンクを管理している。
死神局の役員たちは、アカシックレコードに記された通り、
死神達に人間たちの寿命と死因を公開し、魂狩りの任務を与える。
死神は、アカシックレコードに逆らう行動を取ってはならない。
(※人間の寿命を故意に引き伸ばす、本来の寿命よりも先に命を奪う、等)
これに反した場合、厳重な処罰が施される。
≫特殊機関『O3BR(朧:おぼろ)』
死神界の中でも、エリート中のエリートである特別な死神が所属している機関。
死神の仕事の中でも難易度の高い仕事を扱っている。
『余命事前宣告制』の指令が下されるのも、このO3BRに属している死神のみ。
アイラという少女が長を務めている。
この特殊機関に属し、ある一定の実績を残すと、その者達には様々な恩赦が与えられる。
それは、死神界での地位向上であったり、
死を望む死神に「死」を与えるといったものであったりと、願いによって様々。
以上、本作における『死神』の設定の紹介でした!
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次回のブログ更新は9月8日(火)となります。
次回もどうぞお楽しみに!
それでは~!