３月だね～！ もう春は目前って感じだね！
そうですね。
気温もなんだか温かくなってきましたし、
もうすぐ桜の季節なんだなって思うとわくわくしちゃいます。
だよね～！ ほとりちゃんは現世でお花見するの？
どうでしょうか。
春休みの予定はまだ何も立てていないので……。
いいないいな～！ お花見って楽しそうだよね！
桜の木の下でお弁当広げて～みんなでわいわい歌って騒いで～
桜餅やお花見だんごを食べて～……羨ましいなあ～。
（ココロさんの言うお花見は、あまり桜を見ていないような……？）
あっ、そうだ！ じゃあさ、桜が咲いたら一緒にお花見しようよ！
わたしも補習組のみんなを連れてくるから、ねっ！
本当ですか？ じゃあ……私もゼンさん達にお願いしてみようかな。
うんうん、それがいいよ！ 楽しみ～！
こんにちは～！
『死神彼氏シリーズ』ディレクターの高木です。
お久しぶりの更新になります、すみません！！！
相変わらず制作に励んでいる間にすっかり気温が暖かくなってしまって驚いている高木です……。
あと一ケ月もしないうちに桜の季節がやって来るのかな、と思うと時間の流れにただただ驚きます。
過ごしやすい季節になってきたことですし、この春も制作頑張ります！
それでは死神ブログ第67回、いってみましょう。
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【死神制作日記その61：エリート死神のあれこれ】
死神彼氏シリーズとは
本編である『Re:BIRTHDAY SONG～恋を唄う死神～』と、
番外編である『Un:BIRTHDAY SONG～愛を唄う死神～』の、
２つのタイトルのゲーム作品で展開される物語となっております。
（※ハードはどちらもＰＣです）
読み方はそれぞれ、『リバースデーソング』『アンバースデーソング』と読みます。
制作陣は本編をリバソン、番外編をアバソンと呼んでおります。
みなさんもその略称で呼んでいただけると嬉しいです！
●エリート死神のあれこれ
死神彼氏シリーズの制作話をお届けしている死神制作日記ですが、
今回からはアバソン組メンバーのお話をさせて頂きたいと思います！
アバソン組の皆様、長らくお待たせしました！
アバソン組に関しての思い出は、
ゲーム本編のシナリオを担当した中村Pとトミ子に振り返ってもらいます！
ネタバレも一部含みますので、閲覧の際はお気を付けくださいね。
●ゼンのあれこれ
……というわけで、今回はゼンの振り返りをトミ子に行ってもらいました！
それではどうぞ～！
▼ゼンのプロフィール
まずはゼンのプロフィールについてご紹介します。
ゼンの詳細なプロフィールはこちら！
年齢 ：１９歳
血液型 ：Ｂ型
誕生日 ：８月８日
星座 ：獅子座
身長 ：１８０㎝
一人称 ：オレ様
二人称 ：お前
長所 ：行動力がある
短所 ：空気が読めない
口調 ：～おい！
特技 ：ピアノ
趣味 ：女遊び
属性 ：わんこタイプ
好きな食べ物：洋食全般
嫌いな食べ物：辛い物
好きなタイプ：好きになった人
嫌いなタイプ：刃向う人
※すべて生前の記録
リバソンでは後輩いじりが好きなエリートお兄さん。
アバソン共通ルートでは俺様系わんこ。
果たしてその実態は……！？ というゼンさんです。
ココロからは「ゼン」と呼び捨て＋タメ口という扱いを受けているのに対し、
ほとりから見ると「こわい人」という印象で始まるのが
それぞれの主人公と死神ゼンとの関係性をわかりやすく表しています。
同じ世界観なのにまた別のお話なのだな、とストンと落ちてきて好きなところです。
高木Ｄに倣ってプロフィールを見ていたら、一人称が「オレ様」というのを見つけて笑ってしまいました。
そうだった。自分を指すときもオレ様だったな、と。
お子様ランチプレートにのっているような料理が好きだったり、
思ったことをすぐに発言・実行してしまったり、
人間として生きた年齢のわりに子どもっぽい、かわいい男の子です。
その理由は個別ルートへ入ると察することができます。
トミ子はゼン個別ルートのシナリオを担当したので、
今回はそちらに重点を置いてお話します。
▼ゼンの個別ルートについて
続いて、ゼンの個別ルートについて。
アバソンの個別ルートは、静流へ気持ちを伝えた直後から始まります。
ゼンやリッカの個別に入るということは、告白の結果はおのずと見えてくるのですが
そこは実際にゲームをプレイしていただくとして。
ここからは、明確な一日一日のカウントが始まります。
ほとりが亡くなる日だと宣告されている、クリスマスまでのカウントダウンです。
「あと○日」と直接提示されるわけではないのが、自分の頭で変換して思い知れと言われているようで
精神的にクるものがある演出だと思っています。
ゼンは共通ルート序盤での横暴さから、「こんな男と恋愛なんてできるか！」と
イライラされた方もいらっしゃるかもしれません。
それがだんだん愛しさに変わる、そんなゼンルートは
「恋人ごっこを通してお互いを知り、希望をみつける」というテーマで作りました。
ほとりの未練を極力取り除くために、という名目のもと、
ゼン曰く暇つぶしでもある日々がスタートします。
恋人ごっこといえば某メガネの教育実習生が思い浮かびますが、
ゼンルートの２人は比較的ほのぼの進んでいきます。
仲良く「でーと」をしたり、いちゃいちゃしたり、
端から見ていると「バカップルだ……！」という調子で微笑ましい２人です。
そのバカップルっぷりがシリアスに切り替わった時に効いてきます。
最初はゼンからの提案に戸惑っていたほとりですが、
恋人ならお互いのことを知りたいと感じるようになり
ゼンの過去、自らの過去へと踏み込んでいきます。
その中で、共通ルートで垣間見える程度だったゼンの優しさ、純粋さ、
ピアノへの執着、生前の自分への嫌悪が明らかになっていきます。
任務を成功させ死神として消えたいゼンと、生きたいのに生きられないほとり。
立場も考えも相反する２人にとって救いとはなんなのか……
それを一緒にみつけていただければなと思います。
ちなみにトミ子イチオシ☆ゼンのイベントスチルは、エンディング 01のものです。
細かく話すとネタバレになってしまうのですが……
日野聡さんの演技と相まって、演出入れやデバッグ作業をしながら泣いていたことをよく覚えています。
今でもこのスチルを見るだけで涙が出てくるので、個人的にやっかいな代物だとも思っています。
死神彼氏のスチルにはひとつひとつタイトルがついています。
そしてゼン・エンディングスチルのタイトルは（ネタバレ反転）「光」。
彼らの未来がこのタイトルにふさわしいものになることを願っています。
以上、ゼンのあれこれについてのご紹介でした！
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……というわけで、トミ子によるゼンへの熱いパッションを感じる振り返りでした(笑)。
トミ子ありがとう～！
次回の死神ブログもどうぞお楽しみに！
それでは～！
